2年ぶり2連勝狙う日ハム浦野、東京ドームは「忘れちゃうくらい久しぶり」

右肩痛から復活「腕をしっかり振っていきたい」

 右肩痛を克服した日本ハムの浦野博司投手が12日、ロッテ戦(東京ドーム)で今季2度目の先発マウンドに上がる。

 5月5日のオリックス戦では604日ぶりに1軍マウンドに上がり、6回途中6安打無失点で15年6月10日巨人戦以来695日ぶりの勝利を挙げた。

 感動的な復活劇から1週間。「特別なことはしていません。いつも通りの調整です」と気負いはない。

「忘れちゃうくらい久しぶり」と言う東京ドームでの先発は3年ぶりになる。狭い球場だけに制球には細心の注意を払うつもりだ。

「決め球と初球の入りに気をつけて。高さを注意して、腕をしっかり振っていきたい。前回のようにランナーを出した時の粘りを心掛けます」

 リハビリを支えてくれた人たちへ捧げた復活勝利に続く、2連勝を目指す。

【了】

石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa

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