ロッテ藤原、大飛球を背走→スーパーキャッチ→笑顔　球場がどよめく超美技

楽天モンキーズ戦に「1番・中堅」で出場、5回の守備で大きな見せ場

　ロッテの藤原恭大外野手が8日、今年初の対外試合となる石垣島での楽天モンキーズ戦でスーパープレーを見せた。パ・リーグTVでは「スーパープレー? マリーンズ・藤原が守備で魅せる?」とのタイトルで動画も公開している。

　藤原は「1番・中堅」でスタメン出場。守備で見せ場を作ったのは5回だ。先頭打者が放った打球はセンターへ。風にも乗って大飛球となったが、センターの藤原が背走。最後はフェンス手前の“ウォーニングゾーン”で強風に流される打球に食らいつき、体を投げ出すようにしてキャッチした。

　フェンス際での超美技にスタジアムはどよめき。立ち上がった藤原はボールを投げると、髪を整えて帽子をかぶり直してから、はにかんだ。

　ドラフト3球団競合の末にロッテに入団した昨季は、球団の高卒新人野手では54年ぶりに開幕スタメンに名前を連ねたが、1軍では結果を残せず。プロのレベルの高さを肌で感じた。走攻守で高い能力を誇り、スター性抜群の19歳は、今季ブレークすることになるだろうか。