ロッテ藤原、大暴れ! 特大弾含む4安打&超美技「イメージする打撃に近づいている」

ロッテ・藤原恭大【写真:荒川祐史】
ロッテ・藤原恭大【写真:荒川祐史】

「1番・中堅」でフル出場、9回に右翼防球ネット直撃の特大弾

 ロッテは8日、キャンプ地の沖縄・石垣島で今年初の対外試合となる台湾プロ野球・楽天モンキーズ戦に臨み、20-4(特別ルールで9回裏まで実施)で大勝を収めた。2年目の藤原恭大外野手は「1番・中堅」で先発。9回裏に特大3ランを放つなど6打数4安打3打点と打ちまくったほか、守備でも大飛球を背走してキャッチするなど、攻守に活躍。19歳は「イメージするバッティングに徐々に近づいている」と自信をのぞかせた。

 衝撃の一打だった。17-4と大量リードし、9回2死一、二塁で迎えた打席。カウント3-0から、藤原は内角寄りのボールを強振した。ソフトバンクの柳田を彷彿とさせるフルスイング! 態勢を崩すほどマン振りした打球は、右翼席の防球ネット上段に激突。外野席に陣取ったファンも思わず見上げる特大アーチになった。

「自分の形で打てた打席が多かった。(本塁打は)完璧な当たり。自信になりました。自分のイメージするバッティングに徐々にですけど近づいていると思います」

 昨季は開幕スタメンも僅か6試合で2軍降格。2年目の今季はトップの位置を下げる新フォームで臨んでいる。「本当にすごく変えた。振ってる感触も、ボールを捉えるポイントも違う。前よりいい感触ですね。打ち損じが少なくなり1球で仕留められるようになってきた。それが(試合でも)できたのは大きな収穫です」。

5回には超美技、大飛球を背走してキャッチした

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