大田に続いて矢野が決勝打…日ハムの元G戦士、東京ドームで連日活躍
V打の矢野「気合で打った」
東京ドームで連日、日本ハムの巨人OBが暴れまくった。ロッテ相手に12日に2発3打点と活躍した大田に続き、13日の試合では5-5と同点の6回2死満塁で、代打・矢野が有吉から「気合で打ちました」と中前へ勝ち越しの2点タイムリー。144キロの直球を弾き返し、高校野球並みに右腕でガッツポーズを見せた。
先発の有原は序盤から味方の援護を受けながらも4回まで5失点。同点とされる苦しい展開に、「何とかしてあげたい気持ちで見ていた」と矢野。試合後のお立ち台では、自分の決め台詞「ファイターズ、最高」を絶叫。「三鷹から、母親と姉がスタンドに来てます。明日は母の日。お母さんありがとうございます」とお立ち台から感謝の気持ちを表し、最高のプレゼントを贈った。
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細野能功●文 text by Yoshinori Hosono