田中将大、まさかの大乱調スタート…初回に満弾含む3被弾でいきなり6失点
スプリンガー&レディック2連弾で幕開け、ブレグマンに2死から満弾喰らう
今季6勝目を目指すヤンキース田中将大投手は14日(日本時間15日)、本拠地でのアストロズとのダブルヘッダー第2試合に先発。初回に先頭打者弾や満塁ホームランを含む3被弾で、いきなり6失点を喫する波乱の幕開けとなった。
元主将デレク・ジーター氏の永久欠番式典が行われたこの日。始球式を行ったジーター氏に続き、マウンドに上がった田中は、いきなり乱れた。
先頭スプリンガーにフルカウントからの8球目をバックスクリーンへ先頭打者弾とされると、続くレディックには初球を右翼席へ運ばれる2者連続弾。1死後にコレイアとベルトランに右前にヒットを連打されて一、二塁とすると、マキャンは見逃し三振に仕留めたものの、グリエルに死球を当てて満塁のピンチを迎える。ここで打席に立ったブレグマンに初球スプリットを左中間席に飛び込む満塁ホームランとされ、この回一挙に6点を失った。
初回だけで32球を要した田中。ヤンキースの大先輩ジーターの記念すべき日を白星で飾りたかったが、重苦しいスタートを切ってしまった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count