2017年は「ボールボーイのシーズン」!? MLBでまた“美技”「曲芸的キャッチ」
ジャンピングキャッチに拍手喝采、MLB公式サイトが紹介「ファンを守る必要性を感じ…」
14日(日本時間15日)にトロントのロジャース・センターで行われたブルージェイズ-マリナーズ戦で、ボールボーイのスーパーキャッチが飛び出したことをMLB公式サイト「Cut4」が伝えている。
マリナーズの1点リードで迎えた5回だった。1死三塁でギャメルの打った三塁ファウルゾーンへの痛烈なライナーに対して、ボールボーイが飛びついた。素早い反応、動きで、スタンドへ飛び込もうかというボールを華麗にジャンピングキャッチ。場内が大きく沸いた。
「ギャメルの鋭い打球からファンを守る必要性を感じ、このボールボーイは立ち上がった。 この捕球はケビン・ピラーを嫉妬させるには十分なほどグレイトだった」
記事では、このように指摘。好守を連発するブルージェイズの名手、ケビン・ピラー外野手の名前を引き合いに出し、絶賛している。ボールボーイはこの後、最前列に座っていた少年ファンに優しくボールをプレゼント。場内からは再び大きな拍手が沸き起こった。
「Cut4」はこの記事に「トロントで曲芸的キャッチ、ボールボーイのシーズンは続く」とのタイトルをつけており、「早くも、2017年はボールボーイのシーズンとなってきている。日曜日、またもやボールボーイが目を見張るキャッチを今シーズン序盤で見せた」とも伝えている。
11日(日本時間12日)に行われたロイヤルズ-レイズの一戦でも、ボールボーイが決死のジャンプで痛烈ライナーのファウルボールをキャッチし、ファンだけでなく、打席のペレスからも拍手で称えられるというプレーが話題となったばかり。メジャーで続くボールボーイの“美技”は、醍醐味の1つにもなっている。