MLBで二刀流は可能? 米紙が選手証言を基に特集「体を壊すだけじゃないか」

学生時代に“二刀流”だった選手が証言「不可能だと言うつもりはないが…」

 日本ハム・大谷翔平投手のメジャー移籍が実現したら、二刀流を続けることは出来るのか。多くのファン、そして野球関係者が、この疑問を抱えていることだろう。地元紙「ボストン・ヘラルド」は、学生時代に投打両方で高い評価を受けながら、プロ入り後はどちらか一方に専念しているレッドソックス所属の選手の生の声から、メジャーでの二刀流実現の可能性を探っている。

 登場するのは、メジャー通算112本塁打のミッチ・モアランド内野手と、通算14勝9敗13セーブ26ホールドのタイラー・ソーンバーグ投手、そして、マイナーリーグで若手有望株とされている一塁手のニック・ロンギ内野手だ。

 2007年に入団したレンジャーズで活躍し、今季からレッドソックスでプレーするモアランドは、「ミシシッピ州立大で傑出した救援左腕だった」と記事では紹介。パンチ力が魅力の強打者は、メジャーでの二刀流実現はハードルが高いと指摘している。

「体を壊さないでかけられる負担は限られていると思う」

「不可能だと言うつもりはなくて、もう誰かが成し得るかもしれないけど、これまでは無かった。達成するには何か特別なことをする必要があるはず」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY