ロッテ・スタンリッジ、助っ人8人目の国内FA権獲得「長くやれたことは誇り」
「多くの人に支えられた」「みんなに感謝したい」
ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手が16日、出場登録日数が8年に達し、国内移籍が可能なFA権を取得した。外国人では8人目となった。
2007年のソフトバンクを手始めに、2010年から阪神、2014年から再びソフトバンクでプレー。そして2016年からはロッテと、NPBで10年目のシーズンを迎えているスタンリッジは「どこへも行かないけど」と話しつつ、「ケガなく、毎年しっかり準備をしてやってこれた。チームメートの支えと、誰がと個人の名前は挙げられないが、多くの人に支えられた。一番はワイフかな。みんなに感謝したい。長くやれたことは、自分でも誇りに思っている」と語った。
来季も国内でプレーすれば外国人枠を外れるため、スタンリッジ以外に4人を1軍登録できる。「自分にとっても、チームにとってもプラスになる」と話した。
17日の西武戦に今季7試合目の先発をするが、目下1勝3敗。前回の10日の楽天戦は初回アマダーに満塁アーチを浴びて試合をぶち壊した。それでも2回5失点後は3回から7回までは別人のような内容で、わずか1安打に抑えている。「(その)いいイメージでテンポ良く投げて、7回まで何としても試合を作りたい」と雪辱を期していた。
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細野能功●文 text by Yoshinori Hosono