上原浩治が藤川球児とのタッグ結成ならず未練 「一緒にやりたかった」
レンジャーズと合意の藤川に「メジャー契約よかった」
レッドソックスの上原浩治投手が、レンジャーズ入団が合意に達した藤川球児投手とのメジャーでのタッグ結成が実現しなかったことに未練を見せた。
「レッドソックスの噂もあった。一緒にやりたかったけれど、テキサスでメジャー契約ならよかったと思う」
都内で契約するナイキ社の主催する「ナイキ・ベースボール・クリニック」に参加した右腕は、2006年ワールドベースボールクラシック、2008年北京五輪でともに日の丸を背負った藤川との共闘を希望していたこを明かしながらも、レンジャーズとのメジャー契約を心から喜んだ。
阪神の絶対守護神だった藤川は、海外FA権を行使して昨季からカブスに加入したが、1年目の6月に右肘の靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けた。リハビリを経て今年8月に復帰したたものの、15試合を投げて0勝0敗、防御率は4・85。カブスは契約延長オプションを行使せず、藤川はフリーエージェント(FA)となっていた。
ただ、ナ・リーグのカブスから同じア・リーグのレンジャーズに移籍したことで投げ合う機会も増えるかもしれない。