2勝目狙うロッテ佐々木、連敗ストップなるか「ゲームを作る責任もある」
目下、自身3連敗中…「腕が振れず、強いボールを投げられなかった」
プロ2勝目を目指すロッテのルーキー佐々木千隼投手が、18日に本拠地で行われる西武戦で今季5度目の先発に臨む。
11日の楽天戦では初回に先頭茂木を歩かせ、ウィーラーに変化球を左翼ポール直撃の3ランとされ、3回でマウンドを降りた。目下、自身3連敗中の右腕は「腕が振れず、強いボールを投げられなかった」と、英二コーチらのアドバイスで、長めのキャッチボールをするなど修正に取り組んだ。
前回は左打者の内角を狙った速球が、ことごとく外角に抜けて痛打されたが、左肩の開きが早いことも一因のようだ。佐々木は「取り組んでいることは間違いない。しっかり腕を振って投げたい。力を入れるタイミングがバラバラだった。マウンドに上がれば、フォームを気にせず、しっかり投げられれば」と意気込んだ。
強力西武打線を相手にするだけに、制球ミスは致命傷になる。これまで4試合で21回2/3を投げ、四死球が「16」と目立つだけに、制球力アップは急務。「中継ぎに迷惑をかけたので、しっかりゲームを作る責任もあるから」と雪辱を期していた。
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細野能功●文 text by Yoshinori Hosono