レイズ名手、試合終わらせる「ホームラン強奪」キャッチ 「なんてことだ」
2.74メートルのフェンスを越える当たりをジャンピングキャッチ
レイズの名手、ケビン・キアマイヤー外野手が17日(日本時間18日)の敵地インディアンス戦で勝利を決める“ホームランキャッチ”を見せた。
レイズの守護神コロメがジマーにソロ弾を浴び、7-4と3点リードで迎えた9回2死走者なしの場面。インディアンスのキプニスが、センターへ大飛球を放った。キアマイヤーは背走すると、最後はジャンプして見事にキャッチ。キアマイヤーが捕っていなければ、完全にホームランという当たりだった。
地元ラジオ局「WDAE」の実況は、「キアマイヤーがジャンプして…捕った! レイズが勝った! レイズが勝った! レイズが勝った! ケビン・キアマイヤーがジェイソン・キプニスのホームランを奪い取り、レイズが7-4で勝った!」と、「レイズが勝った」を4度も繰り返しながら絶叫。それだけ難易度の高いプレーだった。
また、別の地元ラジオ局「WTAM」の実況も「キアマイヤーがキャッチした! 彼はキプニスからホームランをもぎ取った! 9フィート(約2.74メートル)の壁をジャンプで越えた!」と大絶叫。地元テレビ局「スポーツタイム・オハイオ」の実況は「信じられない。なんてことだ」と伝えた。
現在、MLB屈指の守備力を誇る外野手として知られるキアマイヤー。昨年まで2年連続でゴールドグラブに輝いている名手は、これまでも何度のホームランキャッチを見せており、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」では「もちろん、ケビン・キアマイヤーは試合に勝つためにホームランを強奪する」との見出しでレポート。今回のプレーについても「驚くことではない」としている。