自打球で睾丸破裂のマ軍主軸が3週間で2度手術 米記者「最高の選手に残念な展開」
昨季6月7日の試合で自打球により睾丸破裂の重傷を負っていたハニガー
昨季、自打球により睾丸破裂の重傷を負い、残りのシーズンを全休していたマリナーズのミッチ・ハニガー外野手が13日(日本時間14日)、自身のインスタグラムを更新。直近3週間で2度の手術を受けたことを報告した。
ハニガーは昨季、6月6日(同7日)の本拠地アストロズ戦で自打球による睾丸破裂という男性なら考えるだけで背筋も凍る悲劇に見舞われ残りのシーズンを全休。今季の復帰を目指していた。
しかし、復帰へ向けたトレーニングを行う中で違和感を覚え、鼠径ヘルニアであることが発覚。1月半ばに1度、そして13日(同14日)に2度目となる手術を受けた。
ESPNのジェフ・パッサン記者は自身のツイッターで「シアトル・マリナーズの外野手ミッチ・ハニガーが前回の手術から3週間後となる今日、2度目の手術を受けた。復帰へのタイムテーブルははっきりとしないが、2020年シーズンに大きく出遅れることになる。マリナーズに残る最高の選手にとって残念な展開だ」と、ハニガーが今季開幕に間に合わないと投稿。
自身もインスタグラムで「今日ここ3週間で2度目の手術を受けた。このように2020年シーズンに入ることになるとは思っていなかったけど、リハビリをして復帰することに本当にワクワクしている。今までよりもずっと良い状態で復帰するために何でもするよ!」と手術を報告。今後は早期の復帰へ向けリハビリに臨むこととなる。
マリナーズにとっても今季は主軸としての活躍が期待されていたハニガーの開幕からの離脱は大きな痛手となる。睾丸破裂という重傷に見舞われた男の“悲劇”は続くようだ……。