田中賢介が2012年以来の日本ハム復帰 背番号は以前と同じ「3」に
精神的支柱として期待 5年連続ゴールデングラブの二塁で起用へ
前レンジャーズ傘下マイナー、3Aラウンドロックの田中賢介内野手(33)が2012年までプレーしていた日本ハムに復帰することが16日、発表された。背番号は以前と同じ「3」となる。
田中は2013年にMLBのサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約し、招待選手としてキャンプに参加。開幕は3Aのフレズノで迎えたが、7月にメジャー昇格。外野手もこなし、15試合に出場した。
今年はレンジャーズとマイナー契約してキャンプをスタートさせたが、メジャー昇格はならず、7月に自由契約となった。その後もアメリカでのプレーを最優先し、移籍先を探していたが、ラブコールを送られていた日本ハムに戻ることを決めた。
田中は2000年から13年間、日本ハムでプレー。2012年には主将としてリーグ優勝に貢献し、栗山監督の1年目を支えた。日本ハムは田中の移籍後、2年連続で優勝を逃し、稲葉や金子誠が引退。精神的な支柱となり、チームを復活させることが大きな任務となりそうだ。
復帰後は2006年から5年連続でゴールデングラブを獲得した二塁手のポジションを任される見込み。背番号は13年間、付けていた「3」に決まった。17日に入団の記者会見が行われる予定となっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count