プイグが135メートル&179キロの衝撃弾 「自身最長、最も強烈な打球」

“バット投げ”にも「満足」の声

 ドジャースのヤシエル・プイグ外野手が18日(日本時間19日)の本拠地マーリンズ戦で“自身最高”の一発を放った。

 同点で迎えた2回。1死一塁の場面で、マーリンズ先発右腕ボルケスの94マイル(約151キロ)の速球をフルスイング。打球を追いかけていたマーリンズの左翼オズナが早々にあきらめて打球を見送ると、左中間スタンド上段に着弾した。

 MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は「ヤシエル・プイグがスタットキャスト導入後、自身最長の本塁打を放ち、素晴らしい眼差しで、長い間、打球を見つめる」とのタイトルで特集記事を掲載。MLBの解析システム「スタットキャスト」によると、飛距離は442フィート(約134.7メートル)、打球の初速は111.2マイル(約179キロ)を計時したという。

「木曜日、ドジャースがマーリンズに7-2で勝利した試合で、ヤシエル・プイグはエディンソン・ボルケスの投球を跡形もなく消し去った。打球は推定442フィート、111マイルだった。スタットキャスト導入後、自身最長、最も強烈な打球となった」

 特集では、このように解説。さらに、記事冒頭では「これは選手、ファン、そしてメディアが長年疑問に感じていたことだ:素晴らしい、大きな、そして満足な本塁打を放った後、どのようにリアクションするべきなのだろうか」と触れていたため、打った後にバットを軽く放り投げたプイグの動きにも注目。「彼のリアクション? 十分に満足だ」と伝え、「さよなら、バット」という一言とともにその瞬間の写真も掲載している。

 プイグは今季、打率.245、8本塁打、24打点と決して周囲を満足させる成績ではないものの、やはりその能力の高さは圧倒的なようだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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