オリ・ジョーンズ、サイン盗み疑惑へのア軍主力“言い訳”に皮肉「最高傑作」
コレアは「(アルトゥーベの)鎖骨に完成していないタトゥーが掘ってあった」と疑惑を否定
メジャーリーグを揺るがす大問題へと発展したアストロズによるサイン盗み。19年のポストシーズンで劇的なサヨナラ本塁打を放ったホセ・アルトゥーベ内野手の「電子機器」使用疑惑が浮上する中、同僚のカルロス・コレア内野手が疑惑を否定した。しかし、この説明に納得しない選手が多くいる。今季からオリックスへ加入した超大型助っ人のアダム・ジョーンズ外野手もその1人のようだ。
19年にユニホームの下に忍ばせた電子機器使用の嫌疑がかけられているアルトゥーベ。同年のリーグ優勝決定シリーズ第7戦でヤンキースのアロルディス・チャップマン投手から劇的なサヨナラ本塁打を放つも、ユニホームを脱ぐことを頑なに拒んだ姿が“決定的な証拠”だとして話題になっている。
だが、同僚のコレアはMLBネットワークで「誰も電子機器を装着していなかった。(疑惑は)嘘なんだ。アルトゥーベがシャツを脱がされたくなかった理由を僕が説明するよ」と真っ向から否定。「鎖骨に完成していないタトゥーが掘ってあって、正直見栄えが良くなかった。彼はそれを誰にも見られたくなかったんだ」とアルトゥーベがユニホームを脱がされることを拒んだ理由を明かした。
この説明に納得いかない選手たちからは不満の声が挙がっている。米メディア「NBCスポーツ」は「アダム・ジョーンズはカルロス・コレアによるホセ・アルトゥーベ擁護を受け入れていない」とのタイトルで今季からオリックスへ加入した超大型助っ人が説明に納得いっていないことを報じた。
ジョーンズはコレアがアルトゥーべを擁護した内容を紹介する記事に対してツイッターでコメント。「かなり遠くから状況を見守ってきたが…… これは(悪い意味で)最高傑作だ」と、泣き笑いする絵文字を並べ、皮肉の投稿を行っている。
ジョーンズは06年~19年まで14年に渡りメジャーの第一線で活躍し、通算1939安打282本塁打、打率.277の実績を引っさげて来日。そんな“レジェンド”も母国で起こるサイン問題の動向からは目が離せないようだ。
(Full-Count編集部)