ドジャース対マーリンズで両軍総出の乱闘騒ぎ イチローは8打席連続無安打

スタントンへの死球をきっかけに乱闘騒ぎ、マーリンズは最近23試合で4勝19敗

 19日(日本時間20日)のドジャース-マーリンズの一戦で、両軍の選手、スタッフが“総出”となる大乱闘があった。試合はドジャースが7-2で勝利。イチローは代打で一ゴロに倒れ、8打席(1四球含む)連続ヒットなしとなった。

 一方的な展開で両軍がヒートアップしたのは9回だ。先頭の主砲スタントンに対して、右腕ストリップリングが投げたボールが背中を通過。意図的とも取れる投球に退場が宣告された。直前の8回のドジャースの攻撃では、4回に2ランを放っていたエイブナーが死球を受けていた。

 スタントンが怒りを露わにすると、両軍ベンチから一斉に選手、スタッフが飛び出す。ドジャースはロバーツ監督、エース左腕カーショーが先頭でホームベース付近へ走りより、マーリンズはイチローや故障者リスト(DL)入りしている田澤もチームメートとともにベンチから出てきた。

 両チームはもみ合いとなり、激昂したマーリンズのマッティングリー監督、ドジャースのゲレン・ベンチコーチがお互いに飛びかかろうとして、止められる場面も。その後、騒動は何とか収まり、マーリンズがこの回2点を返すも、最後はドジャースが7-2で勝利。マーリンズは5連敗で、最近23試合は4勝19敗と大失速している。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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