楽天ドラ3田中、プロ初スタメン→初安打→延長12回初本塁打が劇的決勝弾!
3打席目まで3三振も…延長12回に勝利消滅まであと1球の場面で2ラン
楽天のドラフト3位ルーキー田中和基外野手が20日、敵地ロッテ戦で延長12回に値千金のプロ初本塁打を放ち、チームを2-0での勝利に導いた。
両チーム無得点のまま進んだ一戦。延長に入っても試合が動かず、“最終回“の12回に入った。2死一塁で田中が打席へ。フルカウントとなり、あと1ストライクで楽天の勝利がなくなる場面で、ロッテ土肥の直球を振り抜いた。打球はレフトスタンドへ。値千金の一発で楽天が勝ち越した。
田中はこの試合、「9番・右翼」でプロ初スタメン。3打席目まで3連続三振も、延長10回にプロ初安打となる二塁打を放っていた。初スタメンで初安打、そして初本塁打、しかも延長12回決勝弾。楽天がルーキーの活躍でミラクル勝利を収めた。
ロッテは前日に泥沼の連敗を「8」で止めていたが、連勝はならなかった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count