46歳イチロー氏の“快速球”にファン興奮「お金払ってでも一日中観ていたい!」
キャンプ地で“投球練習”を行う動画に球団広報も興奮「なんて豪華な一日」
マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めているイチロー氏が、キャンプ地のアリゾナ州ピオリアで“投球練習”を披露。捕手の背後から撮影した映像を公開したマリナーズの球団広報が「なんて豪華な一日」とツイッターでつぶやいている。
マリナーズ球団公式インスタグラムも投稿した映像の中で、イチロー氏は球場の左翼手の定位置あたりからファウルゾーン方向に向かっての投球を披露。右打席には、メジャー通算778安打、97本塁打を放ったかつての同僚、フランクリン・グティエレス氏がバットを持って構えている。
イチロー氏が投じた“快速球”をキャッチャーが捕球すると、晴れ渡ったフィールドに心地よいミット音が響く。マリナーズ広報のケリー・マンロー氏はツイッターで「球団のスプリングトレーニングの練習場の一つで、イチローがフランクリン・グティエレスに対して投球を行う。ピオリアでの野球にとって、なんて豪華な一日なのでしょうか」と説明を添えた。
この1球にファンも「間違いなく救援投手としてのセカンドキャリアを築ける」「共有ありがとう、ケリー!」「お金払ってでも(その場所で)一日中観ていたい!」などと反応。昨季引退したレジェンドの衰えぬ“肩”に驚きを隠せない様子だ。
MLB公式サイトも「この46歳は現在マリナーズのフロントオフィスで特別補佐を務めているが、ミットに響く音で終わるワインドアップを約20回披露した。これは春の訪れを知らせる非公式の音である」と評した“一投”。現役を退いても、イチロー氏のコンディションは全く変わっていない。