2戦連続炎上の田中将大「被弾+自責点+投球回」で球団史上初の不名誉記録
2戦連続で3回以下、3被弾以上、自責点6以上を記録した唯一の投手に
ヤンキース田中将大投手が20日(日本時間21日)、敵地レイズ戦で3回0/3を投げて3被弾を含む9安打3四球4奪三振6失点(自責6)で3敗目(5勝)を喫した。前回アストロズ戦の2回途中8失点に続く2戦連続KO劇は、1901年創設のヤンキース史上初という不名誉な記録を生んでしまったようだ。
元「ESPN」の記録調査員で、現在はヤンキース専門サイト「リバー・アベニュー・ブルース」などに寄稿するケイティ・シャープ記者は、自身のツイッターで衝撃のデータを紹介した。
「マサヒロ・タナカは2試合連続で自責点6以上、本塁打3本以上、投球回3イニング以下となり、ヤンキースの史上唯一の投手になってしまった」
2試合連続で3回持たずの炎上劇は、なんと球団史上初の出来事だったという。さらに別のツイートでは、田中が2戦連続で3被弾以上+6失点以上だったのはメジャー2度目であることに触れ、ヤンキース史上では2001年に“エル・デュケ”ことオーランド・ヘルナンデスが記録して以来、2人目であることも紹介している。
ジラルディ監督も「我々が期待するところには達していない。良くなるように修正していくしかない」と奮起を促しているが、日本人エースは球団の歴史に刻んでしまった汚名をそそぐような好投を見せることができるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count