燕新助っ人エスコバー、バット折りながら実戦初安打 「ラッキーがあるのが野球」

今季からヤクルトに加入したアルシデス・エスコバー【写真:津高良和】
今季からヤクルトに加入したアルシデス・エスコバー【写真:津高良和】

第1打席は右飛、第2打席に投手強襲安打を放った

 ヤクルトの新外国人アルシデス・エスコバー内野手が沖縄・浦添キャンプの18日、DeNAとの練習試合に「2番・DH」で先発出場。2打数1安打だった。実戦初戦の第2打席で投手強襲安打を放った。

 エスコバーは第1打席で今永の前に右飛。第2打席で笠井に対してバットを折られながらも投手強襲安打。実戦初戦で1安打を記録した。「ヒットが出てとても良かった。バットを折りながらのラッキーなヒットがときに野球にはあるので」とうなずいた。

 ベネズエラ出身の33歳はメジャー通算1367安打をマーク。2015年に遊撃手でゴールドグラブ賞を受賞した大物だ。試合前には同じベネズエラ出身のDeNAアレックス・ラミレス監督と談笑。「挨拶と、日本の野球について、調整方法、キャンプが終わってシーズンに向けてどう調整したら良いかなどを話しました」と明かした。

 昨季最下位に終わったヤクルト。浮上へのキーマンとなるエスコバーは「徐々にチームメートとも交流して、日々チームでどんどん良くしようと話し合っている」と力を込めた。

(新保友映 / Tomoe Shinbo)

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