今後は青木を中心に移籍市場が動く? 来季契約規模は総額28億円超か
去就決着近づく青木、3球団が有力候補に
ロイヤルズからフリーエージェント(FA)となった青木宣親外野手に対して、オリオールズ、レッズ、マリナーズの3チームが興味を抱いていると、米メディアが報じた。最大で3年総額2400万ドル(約28億5000万円)の契約になる可能性があるという。
CBSの名物記者であるジョン・ヘイマン記者は、ツイッターで「オリオールズ、レッズ、マリナーズに青木獲得の可能性がある。彼は2~3年契約で、おそらく1年平均700万~800万ドル(約8億3000万~約9億5000万円)を手にするだろう」と伝えた。
今オフにFAとなった外野手は、すでにメルキー・カブレラがホワイトソックス、アレックス・リオスがロイヤルズと契約。いずれも青木を獲得候補に挙げていた球団で、候補は絞られつつある。
マリナーズはDH兼外野手のネルソン・クルーズを獲得したが、まだ補強を続けていると報じられている。ただ、最大のターゲットとされていたカブレラの獲得はならなかった。
オリオールズはFAとなったニック・マーケイキスがブレーブスと契約したため、右翼のポジションが空いた。レッズも左翼のレギュラーの補強に動いており、青木を当初から獲得候補のリストに入れているとされていた。
トリー・ハンターもツインズと早々に契約するなど、FAで残る外野の有力選手は絞られており、今後は青木らを中心に市場が動いていく可能性が高い。去就決着に近づいていることは間違いないようだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count