炎上続きの田中将大、次回登板は26日 予定通り中4日、指揮官が明言
ジラルディ監督は変化球の安定感が“復調”のカギと指摘
乱調が続いているヤンキース・田中将大投手の次回登板は、中4日で25日(日本時間26日)のロイヤルズ戦に決まった。ジョー・ジラルディ監督が明らかにしたと、地元紙「デイリー・ニューズ」が伝えている。
田中は14日(同15日)のアストロズ戦で4本塁打を浴びるなど自己ワースト8失点と炎上し、自己最短の1回2/3でKO。挽回を期した20日(同21日)のレイズ戦も3被弾し、3回0/3を9安打6失点と打ち込まれた。
防御率6.56はア・リーグワースト3位。最下位のゴースマン(オリオールズ)は6.65と“僅差”だ。自責点35はそのゴースマンと並んでリーグ最下位と厳しい数字が並ぶ。辛辣なニューヨーク・メディアも厳しい論調の記事で埋め尽くされている。
周囲は騒がしいが、ジラルディ監督は次回登板も予定位通り中4日で登板させると明言したという。「デイリー・ニューズ」によると、指揮官は「彼はスプリットを安定させ、スライダーを安定させなければいけない。この2つが出来れば、彼は成功するだろう」と変化球の安定感が必要との見方を示したという。
好調ヤンキースだが、地区優勝に向けてエース右腕の復調は必要不可欠。次こそ、信頼に応えるピッチングを見せられるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count