ホークス新キューバ人2選手が入団会見 149キロ左腕&148キロ“二刀流”
モイネロ投手はWBC出場、コラス投手兼内野手は二刀流で1軍目指す
ソフトバンクが育成選手として獲得したリバン・モイネロ投手、オスカー・コラス投手兼内野手のキューバ人2選手が23日、ヤフオクドームで入団会見を行った。
キューバ代表として今春のWBCにも出場していた21歳のモイネロは「ワタシハモイネロデス」と日本語で切り出し「ソフトバンクに入れて嬉しく思っています。すごくいいチームだと聞いている。日本に来て、みんなから祝福されて嬉しく思っている。食事のことなども、今のところ気に入っている」と挨拶。最速149キロを誇り、左の中継ぎ候補として期待される左腕で、早期の支配下登録の可能性もある。左腕自身は「三振が取れるし、しっかりアウトが取れる投手だと思う」と自らのスタイルを説明し「1軍の一員として、貢献できるようになることが目標」と語った。
内野手としてだけでなく、投手としても最速148キロをマークする「二刀流」のコラスは「日本はキューバにはない、スマートな頭のいいプレーをする」と日本の野球へのイメージを語る。日本ハムの大谷翔平のことも知っていると言い「私も彼のようになれたらいい。打者としても、投手としても素晴らしい選手。一塁手としてバッティングも出来るし、投手としても質のいいピッチングが出来る」とアピール。投手、野手の二刀流への挑戦に意欲を示していた。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani