男性客が客席で「空中浮遊」 豪快ダイビングキャッチで飛び越えたのは…

隣の彼女を飛び越えて素手で打球つかむ美技、「実に運動選手のような捕球」

 22日(日本時間23日)のフィリーズ-ロッキーズ戦で、ファンが客席で見せたダイビングキャッチが米国で話題となっている。

 ロッキーズの3点リードで迎えた2回、フィリーズのガルビスが打ったファウルフライが後方に飛び、スタンド2階席に飛び込んだ。すると、ファンからどよめきが起こる。地元テレビ局は、客席に座っていた若い男性ファンがこの打球にすさまじいダイビングでくらいつき、素手でボールをつかみ取った瞬間を捉えていた。

 地元テレビ局の実況と解説はこの映像を見て爆笑。実況は「彼は本当にボールが欲しかったようだ」と話した。

 MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」もこの場面を取り上げ、「フィリーズファンによる片手のダイビングキャッチは最高の捕球のひとつ」とのタイトルで記事を掲載。「我々はファンのキャッチを見てきた。MLBのほとんど毎試合で起こるものだ」としながら、「しかし、月曜日、フィラデルフィアでロッキーズが8-1で勝利した試合で、実に運動選手のような捕球が起きた」と言及した。

「フレディ・ガルビスが強烈なファールボールを後方の2階スタンドに放った。そしてファンは区画を飛び越え片手で捕球した。空中浮遊だ」

 このように、驚きをもって説明。記事によると、この男性ファンがダイビングで飛び越えた隣の女性はガールフレンドだったという。男性ファンは18歳で、高校を卒業したばかり。秋からは大学生になる予定だが、「Cut4」は「人々は彼が野球をやっていると推測しただろう。彼は明らかに非常に熟練のキャッチャーだ」としている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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