サイン盗み問題が思わぬ方向へ アストロズ野手に殺害予告、家族も標的に「とても怖い」
アストロズのレディックがSNS上で殺害予告を受けたことを告白「読むのは気が滅入る」
サイン盗みで処分を受けたアストロズ。クレイン球団オーナー、アルトゥーベらが謝罪会見を行うもファン、他球団から反感を買い収束の兆しは見えてこない。そんな中、ジョシュ・レディック外野手が殺害予告を受けていたことを米メディアに明かしてる。
米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は「殺害予告メッセージは子供にも向けられた」と見出しでレディックと家族が殺害予告を受けていたことを伝えている。レディックによるとサイン盗みが明るみになってから、連日のようにアストロズナインは脅迫を受けていたという。
殺害予告などの脅迫はSNSを通じて送られているようでレディックは「『お前の家族を殺す』『お前の子供を殺す』と書かれた。読むのは気が滅入る」と、困り果てている様子。
シーズンが始まると選手の宿泊先、移動便などは多くのファンなどに知られているため、レディックは家族に被害が及ぶことを心配している。
「僕らがどこに滞在し、球場に出発する時間も分かっている。戻ってくる時間もね。僕には約5か月の双子がいて、一緒に子育てするために妻は遠征にもついて行きたいと思っている。だから、とても怖いよ」
当時アストロズに所属しサイン盗みを告白したマイク・ファイアーズ投手も殺害予告を受けたことを明かしており、今回の問題は思わぬ方向へ進もうとしている。
(Full-Count編集部)