阪神の開幕投手・西勇がOP戦で2回1失点と課題残る滑り出し 中日平田に手痛い1発

オープン戦開幕戦の中日戦に先発した阪神・西勇輝【写真:小西亮】
オープン戦開幕戦の中日戦に先発した阪神・西勇輝【写真:小西亮】

18日の紅白戦後に矢野監督から開幕投手の大役を任命されていた

■中日 – 阪神(オープン戦・22日・北谷)

 開幕投手に決まっている阪神の西勇輝投手が22日、オープン戦開幕となる中日戦(北谷球場)で先発し、2イニングで1被本塁打を含む3安打1失点だった。大役となる3月20日のヤクルト戦に向け、課題も残る滑り出しとなった。

 西勇は初回2死から左前打を許すも、続く4番・ビシエドを109キロのカーブで見逃し三振に。2回は先頭を出塁させるも、鮮やかな牽制でアウトに。しかし、続く6番・平田にストレートを左中間スタンドに運ばれ、無失点で終えることはできなかった。

 FA移籍1年目の昨季は26試合に登板して10勝8敗、防御率2.92。阪神先発陣の屋台骨を支え、チームのクライマックスシリーズ進出に貢献した。今季初実戦のマウンドとなった18日の紅白戦後、矢野監督が開幕投手を任せることを明言。1か月を切った神宮のマウンドに向け、状態を上げていく。

(小西亮 / Ryo Konishi)

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