DL入り元中日チェン、マーリンズGM「左肘手術はなし」と球団サイト伝える

医師2人に診断を仰ぎ、勧められたのが「患部の休養」

 左腕の疲労のため、10日間の故障者リスト(DL)入りしている元中日のマーリンズ左腕チェン・ウェイン投手。数年にわたり左肘靱帯の部分断裂を抱えている左腕だが、靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)の可能性は話し合われていないことを、マイケル・ヒル強化担当責任者が明かした。球団公式サイトが伝えている。

 チェンは5日(日本時間6日)に2日(同3日)まで遡ってDL入り。左肘靱帯が部分断裂していることもあり、手術の可能性が心配されたが、球団チームドクターのカプラン医師、著名な整形外科医でもあるエラトラッシェ医師の診察を仰いだところ、患部を“休養”させることを勧められたという。

 ヒル強化担当責任者は「“断裂”と聞くと最悪のパターンを想定しがちだが、捻挫も正確には断裂の一部。他の怪我と同様に、患部が回復するまで時間を与えて様子を見る」と話したという。

 マーリンズで2年目を迎えたチェンは、今季は5試合に投げて2勝1敗、防御率4.33の成績だった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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