鷹バレンティンが異例の“懇願” ヤクルト時代の応援歌を熱望「オネガイシマス」
新加入の大砲はFull-Countに思い明かす「ヤクルトの時の応援歌がいいんだ」
ソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手が、新天地の応援団に異例の“お願い”だ。
9年間在籍したヤクルトから、今季ソフトバンクに移籍したバレンティン。23日に行われたオリックスとの今季初のオープン戦では、ビジターゲームだったにも関わらず、自ら出場を志願し先発出場した。新天地に、そして初のパ・リーグに早くアジャストしようと積極的に取り組んでいる。
そんなバレンティンは宮崎キャンプ最終日となった24日、ある“願い”をFull-Countに明かした。それは新たに自分を応援してくれることになるホークス応援団に向けてのもの。「自分の応援歌がどうなるか気になっているんだ。希望を言うと、ヤクルトの時の応援歌がいいんだ」とリクエストを出した。
「♪勝利の女神が微笑む スタンド揺るがす一振り アーチを描け GO!バレンティン」
9年間、自らの打席で背中を押し続けてくれた“代名詞”のような、この応援歌。バレンティンは大のお気に入りだったようで、この日も鼻唄で自ら歌っていた。ソフトバンクの応援団が新たな応援歌を作成してくれているであろうことは理解した上で、ソフトバンクでもこの応援歌の継続を願った。
「ヤクルトファンには申し訳ないけど、アレじゃないとバレンティンじゃないんだ。スイマセン、オネガイシマス」と申し訳なさそうに願っていたバレンティン。果たして新助っ人の願いは応援団に通じるだろうか……。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)