レイズ筒香嘉智の打席は「必見のショー」 初陣に米メディア「がっかりさせなかった」

レイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】
レイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】

「ジ・アスレチック」は「うまく馴染み、今のところ順調である」とも伝えている

■レイズ 9-7 ヤンキース(オープン戦・日本時間24日・シャーロット)

 レイズの筒香嘉智外野手が23日(日本時間24日)、ヤンキースとのオープン戦に「5番・左翼」でスタメン出場。1打数1安打1四球と出塁率10割の“メジャーデビュー”を果たした。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」は、筒香の打席は「必見のショーである」と伝えている。

「ジ・アスレチック」はまず、この日の筒香の打撃を高く評価。「新加入の日本人スラッガーのヨシトモ・ツツゴウは日曜日に初出場し、がっかりさせなかった。第1打席ではマウンドに打ち返して安打を放ち、第2打席ではフルカウントから8球目で四球を選んだ」と指摘した。

 そして記事は今季加入した筒香とハンター・レンフロー外野手について触れている。交換トレードでパドレスから加入したレンフローは昨季33本塁打をマーク。2人の長距離砲がチームを活性化させているとして以下のように伝えている。

「我々はレイズのオフの補強を主に打撃練習でしか見られていなかったが、レンフローとツツゴウはかっ飛ばしている。この2人のどちらかが打席に立つ時は必見のショーである。アストロズにア・リーグ地区シリーズで敗戦した後、エリック・ニアンダーGMはオフェンスの強化を目指し、2人のパワーヒッターを獲得した」

 記事はさらに筒香の現状についても説明。「ツツゴウはここから数週間でメジャーリーグの投手ともっと対戦することになるが、レイズのクラブハウスではうまく馴染んでいるようである。競争が激しくなり、球速が上がり、試合の重要度が増すと、状況は変わるかもしれない。しかし、ツツゴウは今のところ順調である」と伝えた。

 メジャーの第一歩を順調に踏み出した筒香。「必見のショー」と称された28歳の打棒に、期待はさらに高まる。

(Full-Count編集部)

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