青木宣親の後釜獲得は最低の補強? 米メディアがロイヤルズの補強を酷評
FAとなった青木の後任「リオスに決めてしまった」
ロイヤルズがフリーエージェント(FA)となった青木宣親外野手の後釜として右翼手を獲得したことが、今オフのワースト補強に選出された。ESPNが「現時点でのベスト&ワースト補強3」との見出しで特集している。
今季、1985年以来となるプレーオフ進出、そしてワールドシリーズ出場を果たしたロイヤルズは、更なる飛躍を目指して今オフも積極的に動いているが、不名誉な“最低補強”の汚名を冠せられてしまった。レンジャーズからFAとなっていたアレックス・リオス外野手の獲得が、特集でワースト1位に選ばれた。
「ロイヤルズは右翼手の強化を過去数年、模索してきた。今オフにはジャスティン・アップトン、マット・ケンプ、ヨエニス・セスペデス、ネルソン・クルーズ、マイケル・モース、メルキー・カブレラの獲得に動いた。ノリチカ・アオキとの再契約も試みた。だが、最終的にはリオスに決めてしまった。今季、レンジャーズでは4本のホームランしか打っていないが、そのうちの1本は(ロイヤルズの本拠地)カウフマン・スタジアムでは入らなかったものだ」
寸評ではこう分析している。
青木が契約満了となったため、ロイヤルズは長打力を誇る右翼手をFA市場とトレードで獲得しようと試みたが、資金力に限界があるために、条件面がネックとなり実現しなかった。青木との再契約も求めたが、条件面で合意できず。そこで獲得したのがリオスだった。