ハム大田、値千金勝ち越し6号2ラン「中途半端な失敗だけはしたくなかった」
さらにキャリアハイ更新の一発「イケイケの場面でしたから」
日本ハムの大田泰示外野手が26日のソフトバンク戦でキャリアハイをさらに更新する6号2ランを放った。値千金の一発は同点に追いついた直後の3回に飛び出し、チームは勝ち越した。
日本ハムは3点を追う3回、1死満塁の好機を作る。ここで、2回に14号ソロを放っていたレアードがバンデンハークのスライダーを右中間に運び、一塁走者の中田も激走して生還。同点に追いつき、二塁上でガッツポーズを繰り出した助っ人は「満塁というチャンスで結果を出せたし、同点に追いつく一打になったことがうれしい。気持ちよかった!」と喜びを爆発させた。
さらに、2死三塁で大田が打席へ。バンデンハークの直球をフルスイングすると、左翼ポール際の客席に着弾した。キャリアハイをさらに更新する6号2ランで一気に逆転に成功。大田も「流れで打たせてもらったみたいな感じですね。イケイケの場面でしたから。初球から思い切っていこうと思っていました。中途半端にいって、失敗だけはしたくなかったので。しっかりバットを振れました」と納得の表情で振り返った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count