ダルビッシュが実戦形式で圧巻“奪三振ショー” MLB公式「制球力維持している」
ライブBPで約30球、変化球を交えてシュワーバーらから三振を奪う
カブスのダルビッシュ有投手が開幕投手の筆頭候補となっている。注目を集め右腕は24日(日本時間25日)、実戦形式の投球練習「ライブBP」に登板。約30球を投げたとMLB公式サイトが伝えている。
記事によると、ダルビッシュは昨季21発のジェイソン・ヘイワード外野手や昨季38発のカイル・シュワーバー外野手らを相手に直球と様々な変化球を投じ、2人から三振を奪ったという。
ダルビッシュは昨季、31先発で6勝8敗、防御率3.98、178回2/3で229奪三振をマーク。特に後半戦はコントロールが劇的に改善され、81回2/3を投げてわずか7四球、118奪三振を奪った。MLB公式サイトは「右腕は19年シーズン最後の2か月ちょっとで磨いた制球力を維持していると感じていると語った」と伝えており、状態は良さそうだ。
さらに、開幕投手の有力候補であることを地元記者から振られると、その機会をもらえたら光栄だと答えたといい、心の準備もできている様子。候補には他に昨季の開幕投手で13勝(10敗)を挙げた36歳のジョン・レスター投手、昨季防御率3.46をマークしたカイル・ヘンドリックス投手がいるが、この調子であれば大役を任される可能性は十分にありそうだ。