ベーブ・ルースが日米野球で着用したキャップが3600万円で落札
貴重なキャップに「30万ドルを超えたのも頷ける」
1934年に行われた日米野球の際にベーブ・ルースがかぶったキャップが17日、米競売サイト「グレイフランネルオークションズ」に出され、30万3277ドル(約3600万円)で落札されていたことが分かった。
紺色の生地の正面には重なったUとSの字が、裏にはベーブ・ルースの名前が刺繍されたもので、同サイトによると、1か月以上にわたる遠征でベーブ・ルースが着用した唯一のキャップだという。30年以上前に親族が手放して以降、持ち続けていた所有者がオークションにかけたと同サイトは伝えている。
米テレビ局「CBSスポーツ」電子版は20日、「日本遠征発の“US”ロゴのついた帽子とは、30万ドルを超えたのも頷ける」とこの落札を報じた。
1934年の日米野球では、MLB選抜としてベーブ・ルースのほか、ルー・ゲーリックなども来日し、沢村栄治らを擁する全日本を相手に16戦を全勝と圧倒した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count