ハム道産子ドラ8右腕・玉井が1軍昇格、指揮官「今のままで問題ない」
イースタンでは11試合に登板、防御率1.62と結果
日本ハムドラフト8位ルーキーの玉井大翔投手が27日、本拠地でのソフトバンク戦で初めて1軍昇格。新日鉄住金かずさマジックでチームメイトだった加藤貴之投手とともにグラウンドに姿を見せた道産子右腕は「やってやろうという思い」と大暴れを誓った。
イースタン・リーグでは11試合に登板し、33回1/3を投げて防御率1.62と結果を残した。「インコースにしっかり投げられるのが武器。春先は力んでいましたが、力みがなくなって、真っすぐが走り出しました」と状態が上がってきたところで招集された。
栗山英樹監督からは「今の状態を見て上げたので、今のままで問題ない。自信をもってやってくれ」と声をかけられたという。
5回4安打1失点と好投した25日のイースタン・リーグ巨人戦で73球を投げたばかりたが、この日すぐにリリーフとしてベンチ入り。プロ初登板の機会を待つ。
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石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa