ロッテが今季初3連勝の歓喜! オリックス泥沼9連敗で球団記録タイ月間19敗
ロッテは二木が自身2度目で3勝目&清田が連日の決勝打!
ロッテは27日、本拠地でのオリックス戦に2-1で勝利し、今季初の3連勝を飾った。一方のオリックスは泥沼の9連敗で、球団記録に並ぶ月間19敗を記録。最下位ロッテがじわじわと背後に迫ってきた。
ロッテは、先発二木が快投を披露。1回2死から小谷野に中前打を打たれたが無失点。2回先頭の武田に同じくセンターへ安打を許した後は、6回1死から大城にセンター前ヒットされるまで、実に13者連続凡退とオリックス打線を寄せ付けなかった。7回以降も投球が乱れることはなかったが、自身初の完封が目前に迫った9回2死にT-岡田にソロ弾献上。自身2度目となる完投勝利で3勝目を飾った。
二木の快投に応えたのが、前日サヨナラ打で劇的勝利を演出した清田だった。0-0の3回、四球で出た先頭田村を大嶺翔が送って1死二塁。続く荻野が一塁側に自らも生きるセーフティバントを転がして一、三塁とすると、すかさず二盗。1死二、三塁の好機で打席に立った清田は、バットを折りながらも左翼へ2点適時打。連日の決勝打となる活躍でチームを牽引した。
一方オリックスは、先発松葉が7回途中2失点と粘投したが、打線が沈黙。好投した二木の前に手も足も出ず、8回まで散発の4安打と為す術がなかった。9回2死からT-岡田が意地のソロ弾を放ったが、反撃はそこまで。これで泥沼の9連敗となり、5月の月間成績は2003年8月以来となる球団史上タイの19敗。4月は絶好調だったが、5位へ急降下したばかりか、6位ロッテの足音が徐々に大きく聞こえてきた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count