筒香嘉智、三塁継続をレイズ指揮官明言 「とてもナイス、この後も守っていくだろう」
筒香は「5番・三塁」で出場、1本のゴロを軽快にさばいた
■ツインズ 10-8 レイズ(オープン戦・日本時間27日・シャーロット)
レイズの筒香嘉智内野手が26日(日本時間27日)、フロリダ州ポートシャーロットで行われたツインズ戦に「5番・三塁」で先発出場。2打数無安打だった。初めて就いた三塁の守備ではボテボテのゴロを1本軽快にさばいた。
ケビン・キャッシュ監督は守備に合格点を与え、今後も継続して三塁の守備に就かせる考えを示した。27日(同28日)のタイガース戦は「3番・DH」で出場する。
初めて就いた三塁の守備。筒香は4回に飛んで来たボテボテのゴロを軽快にさばいた。打者走者を視界にとらえていたといい「グラブで捕っても間に合うと思った」とうなずいた。
そんな筒香の守備にキャッシュ監督は合格点を与えた。「守備で、ヨシ(筒香)はとてもナイスプレーをした。この後も三塁を守っていくだろう」と今後も三塁の守備を継続させる考えを明かした。
DeNAでは基本的には左翼を守っていた筒香。「守備のバランスをどう取っていくのか?」と報道陣に問われた指揮官はこう答えた。
「ヨシはあす(27日)、指名打者として出場する。(バランスを取るために)彼と多くのコミュニケーションを取ることになる。どう、感じているかとかね。ワークロードが多すぎてバーンアウトしてはいけないから。上手く管理する必要がある」
そして、こう続けた。
「彼は若いプレーヤーではない(28歳)ので、自分自身の体を誰よりも良く知っているはずだ。多くの部分は彼にリードにしてもらう」
キャッシュ監督は密にコミュニケーションを取りながら筒香を起用していく考えだ。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)