前中日ロドリゲス、レ軍入りきっかけとなったNPB時代に感謝「彼らは教えてくれた」
前中日ロドリゲスにレンジャーズ指揮官期待「重要なカギを握っている」
中日を退団し今季からレンジャーズでプレーするジョエリー・ロドリゲス投手。日本球界で成功を収め再びメジャーに挑戦する左腕に指揮官は「ブルペン成功の重要なカギを握っている」と期待を寄せている。
ロドリゲスは2018年シーズン途中に中日に入団。昨季は64試合に登板して3勝4敗1セーブ41ホールドをマークして、セ・リーグの最優秀中継投手のタイトルを獲得し、レンジャーズと2年総額550万ドル(約6億円)で契約を結んだ。
そんな“逆輸入左腕”を米メディア「ジ・アスレチック」は「テキサスの成功のための大きなカギを握っている」と特集。記事ではバーネット、マーティンなど日本球界を経験しメジャーで復活を果たした選手を紹介し「レンジャーズはそのトレンドに仲間入りしてほしいと願っている」と伝え、ロドリゲスのコメントを紹介している。
ロドリゲスは中日に入った当初は「束縛時間が長くて、初めはきつかったよ」と本音を口にしているが「だけど、どうやったらもっと良く投げることが出来るかを、彼らは教えてくれた」と首脳陣に感謝。内角に投げ分ける技術、左打者の内角に投じるチェンジアップをマスターし好成績を残せたことを明かしている。
メジャーでは16年、17年途中のフィリーズ時代に計38試合に登板したが1勝2敗、防御率5.40と成績を残すことはできなかった。それでも日本でレベルアップした左腕をクリス・ウッドウォード監督は「彼がブルペンの成功の重要なカギを握っていると思う。多くを学びたいと思っている。日本でも多くのことを学んできた」と期待を込めている。
(Full-Count編集部)