ソフトB連勝で貯金11 千賀が復帰戦で快投6勝目、3ラン上林は全6点に絡む
中11日の千賀は8回1失点の好投、日本ハムは2カード連続の負け越し
ソフトバンクが連勝で貯金を今季最多タイの11に戻した。28日の日本ハム戦(札幌D)。背中の違和感で登板間隔を空けていた千賀が復帰登板で8回1失点と貫禄の投球を見せると、上林が3安打4打点と活躍し、日本ハムを6-1で下した。
負傷の影響を感じさせない投球を見せた。わずか9球で緊急降板した5月16日のオリックス戦(京セラD)以来、中11日空けての先発となった千賀。2回に無死一、二塁とされたが、田中賢、大田を連続三振に切り、ピンチを脱出。7回2死からレアードにソロを浴びたが、失点はこれだけ。8回5安打1失点。先発が5試合ぶりに責任イニングの5回以上を投げただけでなく、負担のかかっていた中継ぎ陣を休ませることにも成功。復帰戦で、ハーラートップタイの6勝目を挙げた。
打の主役は21歳の上林だった。3回無死二塁で右中間への適時二塁打を放ち、明石の右前適時打で自らも生還。2点リードのまま膠着状態にあった7回には、1死一、二塁から右翼席中段に、19試合ぶりのアーチとなる7号3ラン。9回には内野安打で出塁すると、代走の福田が相手の失策で三塁まで進み、犠飛で生還した。上林は全6点に絡む活躍で、勝利に大きく貢献した。
日本ハムは打線が、ソフトバンク先発の千賀を攻略出来ず。メンドーサは3回に2点の先制点を奪われたものの、6回まで粘りの投球を見せていたが、援護がないまま、7回に手痛い3点を失って降板した。7回2死からレアードが単独トップに立つ15号ソロを放ったが、反撃はこれだけ。2カード連続の負け越しとなった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count