年俸25億円“不良債権化”デービスがOP戦で打率.800! 同僚も絶賛「絶好調」
29日のパイレーツ戦でOP戦2号となる一発、ここまで3試合でOPS2.880と爆発
オリオールズのクリス・デービス内野手が“不良債権化”の声を吹き飛ばす活躍を見せいる。27日(日本時間28日)、パイレーツとのOP戦で「5番・一塁」で出場しOP戦2号を含む3打数2安打1打点と活躍。復活の兆しが見えるデービスに同僚も「彼は今絶好調」と称賛している。
この日、デービスは4回の第2打席で右前打を放つと、5回の第3打席では左中間へオープン戦2号となるソロホームランを放った。これでオープン戦は3試合に出場し、5打数4安打、打率.800、OPS2.880と絶好調だ。
デービスは2016年から7年総額1億6100万ドル(約176億6700万円)の大型契約を結んだが、昨季成績は105試合で2年連続打率.200を下回る打率.179、12本塁打に終わるなど近年は成績を残せず“不良債権化”が懸念されていた。昨年は62打席連続無安打と極度の不振に陥るなど、不名誉な記録を打ち立ててしまったばかりだった。
そんな不振を味わったデービスは、オープン戦とはいえ最高のスタートを切った。地元紙「ボルティモア・サン」は同僚のマウントキャッスルが「彼と今日少し話をしたんだ。お互い打席でどんなことが頭にあるかってことについてね。彼は今絶好調に見えるね。リラックスしている感じがする」とデービスを絶賛したことを伝えている。
本塁打王に2度(2013、15年)、打点王に1度(13年)輝くなど実績十分のデービスに「彼は経験豊富な選手。みんなから色々吸収するのは、間違いなく良いことだよ」とマウントキャッスルは語るなど、シーズン開幕へ向けて調子が上向きのベテランの様子を伝えていた。
(Full-Count編集部)