サイン盗み騒動が影響? ア軍OP戦7死球にファン賛否「この状況は続く」「気の毒」
「彼らのした行いは酷いからね」“報復”に肯定的な過激ファンも出現
アストロズのサイン盗み騒動を受けて、MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏が“報復死球禁止令”を出したのは記憶に新しいが、アストロズの選手は既に計7死球を受けている。米TV局「ESPN」の人気番組「スポーツセンター」は公式ツイッターで、この様子を伝えている。
アップされたのはオープン戦で死球を受けるアストロズの選手たちだ。いずれも肩付近に直撃しており、狙ったように見えなくもない。故意か偶然か、真偽のほどは定かでないにしろ、この騒動の中では“報復”と捉えられても致し方ない動画だ。
サイン盗み騒動でアストロズの選手たちへの批判は止まない。スプリングトレーニングが始まってからは、選手への処分がないことに他球団は続々と不満の声を挙げていた。5試合で7死球を受けたことにファンは賛否両論。
「死球で打点がさらに増える」
「その理由は、彼らは球種がわかっていなかったからだよ」
「だからなんだ」
「いいね。彼らのした行いは酷いからね」
「(アストロズの)選手たちが標的になっていることに怒っている人たちは、マンフレッドを批難すればいいのさ。正当な罰則を与えていれば、この状況は防ぐことができたんだから」
「みんな彼らのことが気の毒に思うよ…」
「新人たちのことは気の毒に思うね。だけど」
「いいね」
「ショッキング」
「もちろんさ… 今シーズン中ずっと、この状況は続くことになるよ」
「これについては、何の問題もないと思う」
「頭を狙え」
元ロッテのマイク・ボルシンガー投手は、人生を変えられたと民事訴訟に出るほど。これまで応援していたファンが怒るのも無理はない。しかし、どんな前提があったにしても故意の死球は認められるべきものではない。本当に故意なのか、この状況がいつまで続くのか。アストロズの苦しみはまだまだ終わることがなさそうだ。