ヤンキース昨季18勝のDV右腕が母国ドミニカで交通事故に NY紙伝える「怪我はない」
ブーン監督はヘルマンの無事を確認「彼は大丈夫」
ヤンキースの昨季18勝右腕ドミンゴ・ヘルマン投手が27日(日本時間28日)に母国のドミニカ共和国で交通事故にあったことを米紙「NYポスト」が伝えている。
記事は、ドミニカでヘルマンが乗った車が交通事故にあったことを速報。アーロン・ブーン監督の「彼は(事故があったとき)車の中に居た。ドライバー側の後部座席にいた。だけど、彼は大丈夫」というコメントとともに、右腕が無事な様子を伝えている。
ヘルマンは現在、ドメスティックバイオレンス(DV)規定に違反したとして81試合の出場停止処分を科されていた。そのため、フロリダでのスプリングトレーニングに参加せず、チームの決定で、母国でトレーニングに取り組んでいる。出場停止処分は今季も63試合を残していて、6月に復帰の予定となっている。
ヤンキースはルイス・セベリーノ投手がトミー・ジョン手術を受けることを発表。今季中の復帰が難しい状態となった。また、ジェームズ・パクストン投手も腰の手術で開幕は絶望となっている。今オフ、投手史上最高額となる9年総額3億2400万ドル(約352億円)でゲリット・コールを獲得し、盤石なローテーションを形成するはずが、離脱者が続出している。
そんな中で飛び込んできたニュース。出場停止が明けてから、ローテの柱としての活躍が期待されるヘルマンの交通事故の報は、ヤンキースにとって怪我は無いとはいえ不安が残るものとなってしまった。
(Full-Count編集部)