ヤ軍スタントン、昨年に続く怪我に苛立ち 「自分の気持ちを表す言葉は何もない」
昨季は度重なる怪我で18試合出場に留まり今季も怪我、本人は苛立ちを口に…
ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手はスプリングトレーニングの守備練習中に右ふくらはぎの張りを訴え、開幕が絶望的となっている。昨季は18試合の出場に留まるなど怪我に泣かされ続ける現状に「正直、自分の気持ちを表す言葉は何もない」と苛立ちを口にしている。AP通信が伝えている。
度重なる怪我で辛辣な地元紙から“不良債権”呼ばわりされるスタントン。今季も開幕前から負傷しMRI検査では一番軽いグレード1の張りだったことが分かっているが、スタントンは「(怪我をしたことにより)自己管理をしていなかったような雰囲気になっている。それで苛立ちが更に大きくなっている」と、怒りが収まらない様子だ。
地元紙「NYポスト」もスタントンが苛立つ様子を紹介。スタントンは「正直、自分の気持ちを表す言葉は何もない。(試合に出場するために)体の状態を戻さないといけない。今週、来週、つまり今後の状態次第ってこと」と言葉を振り絞り苛立ちながらも全力を尽くしているようだ。アーロン・ブーン監督は「(開幕は)厳しいかも」と語っていたが、軽度の張りであれば開幕に間に合う可能性は十分にある。
2014年オフに当時所属したマーリンズと13年総額3億2500万ドル(当時で約351億1600万円)の超大型契約を結んでおり、今季年俸は昨季と同じ2600万ドル(約28億7000万円)。今季こそは金額に見合う活躍をしなければならないが、果たして今年は故障を乗り越えられるのか。
(Full-Count編集部=AP)