交流戦3年連続勝率1位へ、ホークス初戦先発は東浜「初回から飛ばす」
中日戦先発へ
ソフトバンクの東浜巨投手が、交流戦開幕投手を務める。30日の中日戦(ヤフオクD)で先発する右腕は29日、ヤフオクドームでキャッチボールなどで調整し「(セ・リーグは)なかなか対戦することのないチーム。週の頭ということで、いい流れを持ってこられるようにというのは心掛けますが、1週間やってきたことを出すだけ」と意気込みを語った。
初めて交流戦の登板を経験した昨季は3試合に先発して2勝を挙げている東浜。普段とは異なるセ・リーグが相手とはいえ、意識に変わりはなく「相手がどこであれ、自分の投球をするということ。初回から飛ばしていって、1人1人全力でいけたらいい」と、いつも通りの姿勢で臨む。
30日からの中日3連戦は屋根を開放して行う「ルーフオープンデー」。東浜自身はヤフオクドームの屋根が開いた状態で登板するのは初めてで「いつもと違った雰囲気になると思うので楽しみですね。慣れていないのでどうなるか分からないですけど、(風などに)早く対応出来れば」。
今季は8試合中7試合、6試合連続でクオリティースタート(6回以上を自責3以内))を達成しており、安定した投球を見せている。ソフトバンクとしては、3年連続の勝率1位を狙う交流戦。ローテの中核となりつつある東浜が、先陣を切る。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani