ハム斎藤6回途中5安打1失点の好投! 623日ぶり勝利の権利持って降板
DeNA熊原との背番号「1」対決を制する
日本ハム斎藤佑樹投手は31日、本拠地でのDeNA戦で今季2度目の先発に臨み、5回0/3を5安打2奪三振無四球1失点の好投を見せた。3点リードの6回、先頭桑原に左翼への二塁打を許したところで、81球を投げ、623日ぶり勝利の権利を持って降板した。
斎藤は初回に先頭桑原にいきなり左前打を許したが、続く梶谷を三ゴロ併殺。ロペスに中前打された後も、筒香を二ゴロに仕留めて無失点とした。その裏、味方打線が中田の左前適時打で1点を先制すると、2回は15球、3回は7球で3者凡退に締めた。
4回は先頭梶谷に中前打を許し、ロペスの空振り三振で二盗されるも、筒香を中飛、宮崎を遊ゴロに仕留めて無失点とした。
5回には好守に助けられた。1死から石川に死球を当てると二盗を決められ、2死二塁から倉本にレフト前へ打球を運ばれた。二塁走者の石川は一気にホームを目指したが、左翼・大田の好返球でアウト。DeNAベンチはコリジョンルールが適用されるのではないかとリプレー検証を求めたが、判定は変わらずアウトで同点のピンチを免れた。
その裏、1死二、三塁から中田が左翼へ二塁打を運び、2打席連続タイムリーで2点を追加。主砲のバットから3点の援護が生まれた。
マウンドに戻った6回。先頭桑原に左翼へ二塁打を運ばれたところで、81球を投げて降板。ダグアウトに戻る斎藤には笑みが浮かんだ。マウンドを継いだ谷元が桑原を返して斎藤に1失点がついたが、勝利投手の権利は手に入れた。
斎藤は今季から背番号「1」をつけるが、この日DeNAの先発を務めた熊原も同じ背番号「1」。交流戦での背番号「1」対決を制した。