攻守に光る筒香嘉智の存在感 レイズ監督も絶賛「我々は特別な選手を手に入れた」

レイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】
レイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】

ここまでオープン戦で打率.333、守備も危なげなく「とても順調」

■レイズ 8-2 ツインズ(オープン戦・日本時間2日・ポートシャーロット)

 レイズの筒香嘉智外野手が1日(日本時間2日)、ポートシャーロットでのツインズとのオープン戦に「2番・左翼」で出場。左飛、右飛、空振り三振で3打数無安打に終わった。それでも、ここまでのオープン戦の成績は12打数4安打1本塁打、打率.333としており、ケビン・キャッシュ監督は満足げだ。

 MLB公式サイトによると、キャッシュ監督は同日、これまで左翼、三塁を守った筒香の守備に言及。「非常に感心させられている。彼が三塁の守備で対応したゴロの数はわずかだが、試合前の練習で彼は全ての打球を(三塁の守備で)キャッチする。彼は両方のポジションで基本が出来ている」と高く評価している。

 レイズの熾烈なポジション争いにより、筒香はDeNA時代に主に就いていた左翼の守備だけでなく、一塁、三塁、そしてDHでの起用も考えられている。ここまで安定した姿を見せており、守備の面でポジションを奪えないということはなさそうだ。

 指揮官はさらに続けて、「我々は(筒香という)特別な選手を手に入れた。引き続きサポートし、心地良いと感じられるようにする必要がある。私としても、彼が何事においても心地良さを感じているようにしていきたい。今のところ、とても順調にきている」と満足げに語っている。

 ここ2試合安打は出ていないが、打撃も好調を持続しているようだ。この日、ツインズの前田健太投手との日本人対決は2打数無安打に終わったが、2打席目では高めに入った甘いスライダーをとらえ、右中間への大飛球に。惜しくも右飛に倒れたが、攻守ともにアピールを続けている。

(Full-Count編集部)

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