日ハムドラ1河野「同じチームには負けたくない」 本拠地初登板でG斬りだ

日本ハム・河野竜生【写真:石川加奈子】
日本ハム・河野竜生【写真:石川加奈子】

ドラフト4位鈴木も本拠地初登板へ、坂本との対戦を熱望「自分の持っているものを」

■日本ハム – 巨人(オープン戦・3日・札幌ドーム)

 日本ハムのドラフト1位ルーキー、河野竜生投手が3日、巨人とのオープン戦で本拠地初登板する。2月22日の巨人戦では2回3安打2失点。「前回打たれているので、同じチームに2度負けたくないという思いはあります」と雪辱を誓う。

 前回の反省点はしっかり整理できている。力みによって制球力が乱れたことだ。「ひとつ落ち着いて。本来のどんどん向かっていくところは前面に出しながら、1球の大事さを心がけてやっていきたいです。1球でも甘いボールを投げると、それを仕留められるので」と初めて上がる本拠地マウンドでのイメージを膨らませた。

 座右の銘は「負けん気」。この日は新人5投手の登板が予定されているが、社会人出身の即戦力ドラ1ルーキーとしての意地を見せる。「自分は1軍で練習もさせてもらっているので、1つ抜けていきたいなというのはあります。2軍でもアピールしているという情報も入っているので、それに負けないように自分も頑張っていきたいです」と言葉に力を込めた。

 河野と共にキャンプ途中から1軍に帯同しているドラフト4位ルーキーの鈴木健矢投手も、本拠地初登板を楽しみにしている。「チャンスをいただいているので、誰よりもいいピッチングできるよう頑張りたいです」と目を輝かせる。対戦したい選手には、坂本勇人内野手の名前を挙げた。「右の強打者ですし、小さい頃から見ていたので。自分の持っているものを試してみたいです」と続けた。

 変則サイドスローで右打者キラーとして期待されるリリーバーは、先月24日のDeNAとのオープン戦では内角攻めで評価を上げた。「それまではちょっと大人しく、コンロール良く見せている感じだったので、思い切っていこうと思って投げました。大人しいと、右サイドは怖くないので。もはやどこに来るかわからないぐらいでいった方が自分らしさだと思う」と持ち味をアピールしていく。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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