イチローバットで2戦連発オズナ、「魔法のバット」早々“引退”&永久保存へ
1打席目でバット“引退”、自分のバットでも2安打記録
イチローから譲り受けたバットで2戦連続本塁打を放ったマーリンズの強打者マルセル・オズナ外野手が同バットを早々に“引退”させ、「魔法のバット」として永久保存することにしたという。地元紙「マイアミ・ヘラルド」電子版が伝えている。
5月30日(日本時間同31日)のフィリーズ戦でイチローからもらったバットで13号ソロを含む3安打と大活躍したオズナ。「本当に素晴らしかった」というバットを再び携えて臨んだ翌31日(日本時間6月1日)のフィリーズ戦でも初回、いきなりライトへ14号先制2ランを放った。
オズナはこの日も3安打3打点の活躍で、チームの4連勝に大きく貢献したが、2試合連続弾を放った直後にイチローから譲り受けたバットは“引退”させてしまったようだ。地元紙によると「またホームランを打てたから、もうこれでおしまいってことにしたんだ」と、それ以上は運にあやからないことにしたオズナは、自らのバットでも2安打を放ち、好調を維持することに成功したという。
“レジェンド”から譲り受けた「魔法のバット」は、きれいに磨いた後でイチローのサインをもらい、自宅の壁に永久保存する予定だという。長さも重さも違うイチローのバットで掴んだ打撃の手応えで、オズナが今後もヒットを量産することを期待したい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count