まさかの“暴挙”が波紋 乱闘中に投手が敵に「ボールを力いっぱい投げつけた」
米マイナーでの乱闘中に“問題行為”、米誌が映像とともに取り上げる
米マイナーリーグの試合中に激しい乱闘があり、中継ぎ右腕が相手投手にボールを投げつけるという“暴挙“に出たと米メディアが伝えた。その瞬間の映像も紹介されており、話題となっている。
まさかの事態は先週末の試合で起きた。タイガース傘下1Aウェストミシガン-レッズ傘下1Aデイトンの試合。1-1の6回1死一塁の場面で、デイトンの一塁走者ホセ・シリが二盗に成功。頭から二塁に滑り込んだが、ベースカバーに入ったウェストミシガンの遊撃手ダニエル・ピネロと激しく接触する形となった。
転倒したピネロは痛そうな仕草を見せると、立ち上がり、何もしていないかのような仕草でシリの左足を踏みつけるという行為に。シリはすぐに立ち上がると、ピネロに掴みかかり、大乱闘に発展した。
米誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「ダニエル・ピネロ遊撃手がドラゴンズ(デイトン)の盗塁したホセ・シリのくるぶしを踏みんだ事がきっかけとなった。引き離されるまで両選手は金切り声を上げていた」とこの場面を紹介。2人が退場になったことも伝えている。
ただ、さらに注目を集めた“暴挙“は乱闘騒ぎの途中に起こった。ベンチから飛び出した両軍の選手が入り乱れる中、思い切り腕を振り、相手にボールをぶつける選手の姿がカメラでもしっかりと捉えられていた。