ホークス和田、4回3安打1失点の好投 失点はソロ1本「この感じで修正できれば」
スピードやコントロールには「物足りなさはある」
■ソフトバンク 8-1 ヤクルト(オープン戦・4日・PayPayドーム)
ソフトバンクの和田毅投手が4日、本拠地でのヤクルトとのオープン戦に先発。初回2死からソロ本塁打を浴びるも、4回を投げて1失点。毎回の5奪三振の内容に「この感じで修正できればもっと良くなる」と手応えを感じたようだ。
本拠地PayPayドームでの今季初登板に「やっぱり投げやすいマウンド」という和田は、4回を61球で降板。初回に「あれは自分のミス」という直球を塩見にスタンドまで運ばれたが、失点はこのソロ本塁打による1点だけ。
4回3安打1失点、5奪三振の内容にベテラン左腕は「まずは強いまっすぐを投げることを考えて、その中で変化球を生かしたいと思っていたが、いい感じで入れた。配球にもバリエーションを持たせようと(甲斐)拓也と話していたが、うまく引き出してくれた」と、女房役を称えた。
それでも「まっすぐのスピードやコントロールには物足りなさもある」とし「変化球を含めて、まだまだ修正していかないといけないところはあるが、それをつぶしていければと思う。ようやくこれかなというのが2日前から出てきて、この感じで修正できればもっと良くなるという手応えはある。次回はよりいい感じで投げられるようにしたい」と、次回以降の登板でさらなる完成度を目指していく。