35歳平野佳寿、“新フォーム”で1回2安打1失点 「マイナーチェンジしていかないと」

マリナーズ・平野佳寿【写真:Getty Images】
マリナーズ・平野佳寿【写真:Getty Images】

平野は5番手で7回に登板、連打で失点も後続を断った

■エンゼルス 2-0 マリナーズ(オープン戦・日本時間5日・テンピ)

 マリナーズの平野佳寿投手が4日(日本時間5日)、アリゾナ州テンピで行われたエンゼルスとのオープン戦で7回に5番手で登板。1イニングを投げ2安打1失点だった。ダイヤモンドバックスから今季移籍した35歳の右腕はフォームをマイナーチェンジ。「スムーズに流れるような」フォームでメジャー3年目に臨む。

 平野は先頭のロジャースに右前打、続くアップトンに適時二塁打を許して失点した。しかし続くグッドウィンを空振り三振、シモンズを投ゴロ、スタッシを中飛に打ち取った。「スプリットはいい感じで投げられていますが、ストレートのコントロール、特に高めに要求された時にしっかり投げ切らないといけない。そこを気を付けたい。投げミスで2安打されてしまった」と反省した。

 平野は今季、投球フォームを微修正した。走者がいない時、以前は左足を挙げた際に一瞬「間」をつくっていたが、今季は一連の流れの中で投げている。「しっかり腕を触れるタイミングというのは毎年変わる。マイナーチェンジをしていかないとダメ。去年の途中からバランスが良くなかった。スムーズに流れるようにしました」と解説した」

 ダイヤモンドバックスの2年間で計137試合に登板したタフネス右腕。8日に36歳になるベテランは新フォームでメジャー3年目に挑む。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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